JavaScriptを使わないサイトを考える
作成日: 2022年02月03日, 更新日:
前回書いてから2年が経過しようとしているのでJavaScript必要なのか参考していただければです。もちろん React やVue.js を使うのが良いこともあります。
ここでいうサイトはユーザー登録が必要なサービスではなく、企業のサイトや個人のサイトなどを想定しています。
Javascriptが必要なときはどんな時か?
- GoogleAnalyticsのようなアクセス解析
- 広告やアフィリエイトが発行するコードの埋め込み
- 共有SNSの「いいね」ボタンや地図の挿入など
- 入力フォームのチェックなど
- デザインのアクションや動き
ざっくり別けると2種類
外部のサービスを利用する場合とデザインなどに伴う動作などでしょうか
利用するサービスから発行されるJavascript
例えばアクセス解析をする場合に方法はいくつかありますが意外と費用がかかります。せめてGoogleAnalyticsは設置したいと考えるものです。個人であればブログやアフィリエイトなどで収益化を目指して!そのためにはSNSでの発信も欠かせず。発行されるJavaScriptのコードを埋め込みます。
動作やデザインに必要なJavascript
デザイン面ではいろいろありますが、スライドショーやグリッドレイアウト、表組からいろいろとあります。 個人的には面の画面より操作が多い管理画面のほうが使うことは多いです。
本当に必要なのかよく考えよう
例えばアクセス解析ですが、PageSpeedではAnalyticsのコードで遅延します。このサイトではGoogle Analyticsは使わず、2年間ひたすらGoogle Search Consoleと向かい合いましたが十分だと思ってます。
- インデックスされているかわかる
- クエリがわかる
- クリックされたページがわかる
- PCかモバイルかわかる
- エラーがわかる
Analyticsが必要なのは広告を利用するサイト。タグを埋め込まないとGoogle広告は活かせない仕様という仕組みです。
シェアボタンのサービスもモバイル優先サイトであれば間違い無く不要です。そもそもメニューにシェアボタンあります。せめてPC/モバイルで振り分けるなどの工夫をすればより快適なサイトを実現できることになります。
Flashがあった時代はゴリゴリに動くサイトも使ったりしましたが、何回か訪問すると同じパターンの動きで飽きるのが正直なところです。キャンペーンサイトなど一時的なサイトであれば良い印象を残すことができるかもしれません。普段使うようなサイトがグリグリと動いたりするのは煩しいです。
PageSpeed Insightに向き合うとわかりますが、ある程度対応していくと新たな課題を突きつけてきます。デジタル庁のサイトはシンプルなのにJavascriptの影響による改善項目を提示されます。運用面でのメリットを活かすバランスだろうなという印象をうけました。
今後、広告で収益を上げるようなサイトは何か新しい枠組みが必要かもしれません。
Javascriptを使う理由を考えると無理に使わなくてもイイなという判断をしています。
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